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Date : 2007年09月

◆ Infomation

【works】
★ヒーリングセラピー個人セッション
 都内で対面式の個人セッションを行っています。
 幸せと癒し、学びと気付きを得たい方へ、様々に対応させて頂きます。
 潜在意識を日常へと活用することで、より良い人生へ変えることが可能です。
 随時お受けしておりますので、サイトをご覧下さいませ。

★癒しのワークショップ
 毎月一度、都内で女性向けの体験型ワークショップを開催中です。
 沢山の変化・癒し・浄化・成長・気づきを促すテクニックが山盛りです。
 2017年8月13日・9月3日・10月8日(全て日曜)
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 ※以降の開催は決定次第upして参ります。
 ※それぞれ内容の詳細はサイトをご参照下さい。

小説をあまり読まず、気に入った本を何百回も繰り返し読むという気質なので、話題の本や何らかの受賞歴がある本をあまり読まない。


何が好きと言えば、伝奇小説が好きなのである。




夢枕獏先生の名前だけはかなり前から知っていて、"サイコダイバー"という単語と共に頭の片隅に鎮座していたのだ(最近は『陰陽師』で有名かも知れないが)。
菊池秀行先生の著書は沢山読んでいるのだが、菊地先生と共に伝奇小説というジャンルの立役者であると言われる夢枕先生の文章を読んだことがない、というのは我ながらちょっと…と思い立ち、近所の本屋で一冊買ってみた。




魔獣狩り (暗黒編) / 夢枕 獏



正直な処、文章そのものからはやや荒々しい印象があるので、好みかどうかと言われればそうでもなさそう。
そうそう、文章が『男臭い』という表現が合ってるかも知れない。

でもジャンル的には好き(なにしろ密教や高野山なんかが出て来る辺り、ときめきを隠しきれない)、だから慣れてしまえば読み進めることは難くない。
自分の中で登場人物達がこなれて来た辺りで、一冊目読了。


13年前に文庫化されている本なのだが、調べてみたところ、今に至るもシリーズが完結していないらしい。
先日最新刊を読んだのだが、この時のやるせなさと言ったら…。

「うおおおまだなのかー!」

と、頭を抱えて叫びそうになった。
まあ、ジャンルの性質上、いつ読もうが作家性が変わっていない限りは違和感が無いのだろうが。



ところで。
最後の最後になって、この先生は凄い、と唸った文章があった。
それは物語ではなく、あとがきである。
作家先生からしたら、それは失礼に値するのかも知れないが。






 (前略)おもしろいものを書いて、読者を唸らせたいとは考えた。その努力もした。しかし、これは、職業作家として当たり前のことだ。
 ラーメン屋の親父が、客に"うまい"とひとこと言わせたいために、真剣になって自分の味を造るのと同じである。今こういう味が流行っているから、この味でいきましょうというのではない。そんなことで、人を唸らせる味などできるものではない。
 まず、本人が一番"うまい"と思うこと、おもしろいと思うことが必要なのだ。
 ぼくは、書きたいと思うものを書き続けてきたし、現在もそうだ。これからもそうだろうと思う。

 そうでなくて、物書きを選んだりしない。

(中略)

 たとえば、本書を「月刊小説」に連載するに当たり、
「うちの雑誌はこういう雑誌ですから────」
 と、毎回ある程度の枚数を濡れ場に使ってもらいたいという胸を編集者から伝えられた。
 小説でメシを喰っているのは、小説家だけではない。編集者も、印刷所の人も、書店の人も、みんなの生活がまずそこにかかっている。注文があって、枚数を決められる。テーマですら"今月はこういったもので"と向こうから与えられる場合がほとんどである。
 しかし、それがルールであるなら、書くも書かぬもその中での勝負なのだ。いやなら書かなければいいのだ。そのルールの中で、どう自分らしさを盛り込んでゆくかなのだ。それは、自分が何をやりたいのかわかっているのなら、何だろうと怖れることはない。意識しようがしまいが、自分らしさは自然に出る。
 プロ野球の選手に比べれば、小説家がルールによって受けている制約など、ないも同様である。むしろプロレスに近い。
 ポルノならば、脱ぐ時には脱ぐ。だからポルノなのである。ポルノで脱ぐのに"必然性"などと言うとるのはちゃんちゃらおかしいのでございますよ。(後略)







"ちゃんちゃらおかしいのでございますよ。"と、言って除ける程の物量を生産しているから、言えることでございますよ。

最近になって、自分の書いたものを『読んだ人が誰かひとりでも、面白いと判断したり、感じ入る処があれば』勝ちなのだ、と思うようになった。
万人に受け入れられるものを造るなど、いち個人の能力からすれば不可能に等しい。だったら、誰かひとりでも。面白くする努力をして、努力をして、努力をして、誰かを唸らせたい。
好きなものを好きな手段で好きだと伝えたい、そう思うようになった。

プロの大先生が断言しているのを見ると、有り難くて仕方ない。
日々に追われていたら、11日の新月を忘れました。
てっきり13日だとばかり…って、そりゃ先月の話じゃい!


でも、不思議と後悔は無く。
結構活発に動いてる時期だからでしょう。




しかし昨日、ふと思い出しました。
『最大パワー周期』に入っていることを。








うわわ! こっちこそすっかり忘れてた!
あわわ! 確認確認! いつからいつまでだっけ?



と調べた所、一応まだ期間内だったことが判明。
あと半月くらいは大丈夫らしい。




最大パワー周期ってナンデスカーという方は、以下の本をご購入下さい。
一言で言うと、『願望を実現するパワーが一年の内で最も高い期間』のことで、更に言えばこれは個人の生年月日(と誕生時刻)によって全く変わって来るというものです。
毎月2~10個までの願望を紙に書く決まりも、この期間だけはまた別途40の願いを記録することが出来る…というボーナスルール。


願望という言葉はどこかフワフワしたものに思えたりもしますが、言い換えれば『私はこうなるぞ!』という宣誓・アファメーションです。
『こうなれ、自分!』と自分に命令するというのをここでは『願望』と表現しています。


[魂の願い]新月のソウルメイキング [魂の願い]新月のソウルメイキング
ジャン・スピラー (2003/11/21)
徳間書店

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実際は何個とかは関係ないと思うのですが、一応書いてある通りにする小心なワタクシ。
これ、40も捻り出すのが結構大変なんですよねー。
あれもこれもと欲望があるように思っていた所で、いざ40書けっていうとなかなか出て来ないんですよ。

日頃から『贅沢禁止令』を自分に強いている結果なんだなと。
あと、『欲はダメ』とか思ってる部分が未だ根強いと。
ここ何年も『自分を許す』という訓練をしてきて、漸く少しずつ楽になってきた所です。

前のパターンの方が楽に決まっているので、進もうとすれば戻る力が働きます。
何度も躓き、進んでは戻りを繰り返して、今があります。
この先もずっとそうなんでしょう。


「あ、最大パワー周期じゃん!」と思い出して、また翌日忘れたので、忘れない為に、ここに書いておく次第です(笑)。









先日、OLをしている友人から連絡が来ました。
ホリスティック医学に以前から興味を持っていたのですが、今回遂に学校に通って資格を取る決意をしたそうです。

自分も負けていられないと感じます。
同時に、勿論エールを送りました。

人生に対する決断そのものが素晴らしいと、心底喜びを感じました。
いい報告を聞くと、俄然やる気が湧きます。
自分も目の前にあることを、一所懸命やるぞーというわけで、仕事をしている所です。
何年かおつき合いしたお仕事があります。
それは最初、流れで引き受けたのですが、そのうち



「あなたにやって欲しい」



という評価を求めるようになりました。
当然の流れとも思います。
それが傲慢なのかも知れないとも思いました。



それでも、表現を仕事として請け負う以上は、『あなたの仕事を評価していますよ』という見返りが欲しかったのです。
子供がお手伝いをして、お母さんに褒められたいのと似ています(笑)。





足かけ五年、遂に「あなたに、あなただからこそお願いしたい」と言われる日が来ました。
私史上では凄い快挙で(笑)、同時にその言葉を受け取れる日が来たのだなとも感じます。
自分に対する制限が一つ消えると同時に、それはやって来るのだという法則を今更乍らにひしひしと感じました。

ここで全力を尽くそう、と初めて思いました。
いつも一所懸命やっているつもりで居たのですが、やはり『全力を尽くす』という覚悟を決めるのは、私一人の意思では難しかったのです。


仮にフリーランスの仕事であろうと、一人でやっている訳ではなく、関わる様々な人々との微妙な折り合いで結果が変わってきます。
私にとっては、その微妙な要因の一つが『自分以外からの評価』でした。

誰か一人でもいい、『良かったです』と言ってくれたら。
けれど、なかなか思うようには行かなかった訳です。
勿論、技量の問題も多々あったと思います。




『ああ、今まで挫折せずにいて良かった』という、自分の積み上げて来たものに対する肯定がやっと出来た気がします。
あとはご期待に応えるべく、結果を出すだけです。




全力を尽くす時、結果は自ずとついてくることを知っています。
だから一所懸命やります。それはきっと、素晴らしい体験になると思うのです。
文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫) 文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)
京極 夏彦 (1998/09)
講談社

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ベストセラーを連発する、京極夏彦大先生を読みました。
恥ずかしながら今まで手を出していなかったのですが、最近は『話題になっているが手を出していなかった本を読もうキャンペーン』をやっておりまして(笑)。

一応文章を書く人間としては、この膨大な文字数をどうやって処理しているのかが謎でありました。
ですが、ラストに向かって収束していく物語をして、やっと『この文字数でなければならないのだ』ということに気付いた次第です。


正直、前半はきつかった…前半にちりばめられた伏線が回収されるまでは、かなり長い道のりです。
長く、そして平坦過ぎて飽いてしまう危険を常に横目に感じつつの読書と相成りました。



『姑獲鳥』とは『こかくちょう』『うぶめ』と読み、また『うんめ』『うぶめどり』などと多くの呼称を持つ日本の妖怪です。
別名を夜行遊女、天帝少女、乳母鳥、鬼鳥などとも言います。
妊婦が死すると、妖怪に変ずる。
または産褥で死んだ母が妖怪に変ずると信じられた伝承が元です。

読むまで全く理解していなかったのですが、このシリーズは妖怪の名を冠して居るので『実際に出てくる』のかと思っていました。
しかしその実、全体を暗示するモチーフとして使われているのだ、ということを知って驚きました。

何故か姑獲鳥そのものを使っているのだと、勝手に勘違いしていたらしいです(笑)。
姑獲鳥などという、一般には耳にしないであろう妖怪の名を使っているので、「おっ」と思ったのが勘違いの始まりかも…。
高校生の頃にその名を知って以降、感動の再会(笑)。





私は『どんなに不思議なことでも、原因があるから結果があるのだ』と、若い頃とある人に教わりました。
それは色々な問題を抱えていた自分には、救いの言葉のように聞こえました。
そしてそれは、実際そうだったのです。

今考えると、時間が過去から未来へ流れているということからしたら正しいのですが、その逆の可能性を失念することにもなったのです。
この小説で気付いたのは『原因⇒結果』ではなく、後付けや人為的な作業で『結果⇒原因』という捏造が起き得るという可能性です。


物理法則をねじ曲げて考えるとかではなくて、『結果がこうなのは、原因がこうだからに違いない』という必要性、人が群れを成した時に起きる救済措置のようなメカニズムとして、『結果⇒原因』という流れがあるのです。

大概、不本意な現象が起きた時、「きっとこうだからだ」と考えます。
それは事実と相反していようとも、「この原因でなければならない」という一定の条件下で発動する、いわば心理的な歪みを補正する定理のようなものです。


この本では『憑き物筋』についての考察が出て来ますが、「だってあるから」ではなく、「こうでなければならない理由があったから」という見地に立っての論述で、私はここで衝撃を受けました。
あ、ストーリーもよく出来てますよ。勿論です。




ユング心理学では『元型(アーキタイプ)』を非常に重要視します。
世界共通にある父というイメージ、母というイメージ。
実際自分の父母がどうであろうが、「父とは」「母とは」と、誰もが似たような共通イメージを持っている。
よく巷で会話に出てくる「普通はさあ、こうだよね」っていうアレです。
それらのイメージを総称して、『元型』と言うのですが…。

「これはこうなのだ」という、観念・信念体系をして、人は世界を観ています。
言い換えると『思い込み』です。それは『勘違い』の場合もあります。
それが長い歴史で元型という性質を持ったのかも知れない。
私が「これはこういうものなのだ」という、とても深いレベルの信念を初めから持っていなかったら、そうは見えていないと。


私が「神が存在する」と、一欠片も疑っていなかったら、「神」という概念そのものを知らなかったら、もしかして居ない(知覚しない)のかも知れない。
概念を知ってしまったから、居る(と感じている)のかも知れない────
そんなことをぐるぐる考えました。
量子力学で言う「主観による対象の変化」を、何となく理解した瞬間です。
そういう解釈を自分に許すと、世界を観る目が変わります。確実に。
今まで通りの流れでものを見た後、「でもこう見えるのも元型があるからだ」ということに気付くわけです。少しずつね。



色々な単語をつなぎ合わせるきっかけになったという意味で、この本は非常に高いポテンシャルを秘めている、と思いました。




しかし単語数が多かった…!
職業でやっている私も、ちょっと息切れしました。
私にはあの文字数を一つの枠に収めるのは不可能に近い、という点でも大変尊敬しております。

人物描写や風景描写ではなく、民俗学的な見地から事象へのアプローチに割いた文字数からは、筆者の執念に近い『通俗的価値観』を解き明かす渇望が感じられます。

プロフィール

Sachi

blog owner:Sachi
潜在意識を活用した、ちょびっとスピリチュアルな総合セラピー、癒しのワークショップ・タロットカードセッションをしているSachiです。
穏やかに楽しく成長出来るよう、入手した情報や、日々の気づき&
発見などをシェアして気ままに更新。
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旧blogタイトルは『気づきのステップ』。

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